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五時限目
 日本の学力低下は
誰の責任

 経済協力開発機構(OECD)が昨年末に発表した学力到達度の国際調査の結果では、日本の生徒の学力はこの数年で目に見えて低下してしまった。
 OECDのこの調査は41カ国・地域(香港、マカオなど)の276,000人(日本からは4,700人)の15歳の生徒を対象に、数学的応用力、科学的応用力、読解力の3分野について国際比較したもので、PISA(国際学力到達度プログラム)と呼ばれ、2003年の結果を前回2000年の結果と比較している。
 これによると、日本の生徒は科学では前回と同じ2位だったが、数学が前回の1位から6位に下がり、読解力が8位から14位に転落した。
「ゆとり教育」のスローガンの下に、教えるべき知識の量を減らしてきた文部省の政策に大きな原因となっていることは明白である。
 もっとも、責任を政府になすりつけていても空しい今日この頃、私達は自分のできる範疇で子供達の教育を考えなければいけない時期に突入してしまったのです、嗚呼反省。
 今回は算数の2000年の問題を紹介いたしますが、解答については敢えて載せません、親子や友達同士なり、皆さんで考えてみて下さい。

数学的リテラシー

レーシングカーの速度に関する問題

レーシングカーの速度に関する問題

 日本人は優秀であるという幻想を、自分自身も含めて反省、現実を見直すべきなのでしょうね。
 算数のレベルは他の調査でも、アジアにおけるポジションはかなり落ちていることは現実なのですから、残念。


2005年2月2日更新


四時限目 40過ぎると男はダメ
三時限目 数字の単位
二時限目 数字のまやかし
一時限目 秤の不思議


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