レトロスポットガイド「昭和チック天国」
アカデミア青木
おふろとレトロ、
はじめました
〜湯快爽快
湯けむり横丁みはま〜 |
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千葉市美浜区の貨物ターミナルの跡地に、昨年10月「ミハマ・ニューポート・リゾート」というショッピングーモールがオープンした。その一角に、レトロな飲食街を併設したスーパー銭湯「湯快爽快湯けむり横丁みはま」がある。下足箱に靴を入れ歩き始めると、目の前に突然昭和30年代の温泉街の横丁が広がる。
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駄菓子屋兼タバコ屋
「おもひで屋」 |
居酒屋
「湯けむり」 |
揚げ物・焼き物
「つまみ屋」 |
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ドリンク
ニューポート |
横丁ラーメン |
銭湯入口 |
一番手前にある店は、総合案内も兼ねている駄菓子屋兼タバコ屋の「おもひで屋」。スーパーで見掛ける定番の駄菓子に混じって、棚の目立つ場所に「前田のクラッカー」が置いてあった。『てなもんや三度笠』の生CM「あたり前田のクラッカー」を知っているオヤジ世代のツボを刺激する心憎い演出である。駄菓子店の隣は、居酒屋「湯けむり」。その先に、揚げ物・焼き物の「つまみ屋」、コーヒー牛乳やビール類を販売する「ドリンク ニューポート」、「横丁ラーメン」と続き、「ゆ」と書いた大暖簾が銭湯の入口となる。
すし処「美浜や」 |
駄菓子屋の向かいには、すし処「美浜や」があり、そこから奥へ、そば・うどんの「小町」、テイクアウトの「味楽屋」、洋食屋の「ハイカラ食堂」と続き、大暖簾へと至る。この飲食街の真ん中は休憩スペースとなっており、ここにイス席、桟敷席があって、周囲の店で買った料理をここで食するという趣向である。ここは禁煙だが、寿司、ラーメン、洋食、居酒屋の各店では店内でも飲食ができ、喫煙もできる。
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そば・うどん
「小町」 |
テイクアウト
「味楽屋」 |
洋食屋
「ハイカラ食堂」 |
とるまりん足湯 |
駄菓子屋、居酒屋以外の店舗はセルフサービスで、食券を事前に購入することになるが、料理の値段はさほど高くはない。また、飲食街のみを利用する場合「入場無料(銭湯は別料金)」というのもうれしい。休憩スペースの一角には「とるまりん足湯」があり、タダでトルマリン(電気石)を底に敷いた湯槽に足先を浸けることができる。一寸得した気分だ。 |
店構え以外のレトロな演出としては、「スマートボール場」、「温泉饅頭」等の看板、30年代の邦画のポスター、掲示板の古いチラシ類、温泉旅館風の従業員の服装、館内で流れる30〜40年代の歌謡曲などがあり、風呂上がりにこれらに囲まれて家族連れや仲間で食事をすると自然と心がなごんでしまうという仕掛である。
大暖簾の奥にはフロントがあり、ここを通過して銭湯へと向かう。風呂はサウナを含めて全13種類(屋内9、野天4)。野天風呂では夜、篝火が焚かれ野趣を盛り上げる。ちなみに、ここの檜風呂は東屋の中に置かれているため、室内は檜の香りが満ちて心地よい。
ちょっと東京から離れているが、ご近所の方は一度足を運んでみてはいかがだろうか。特に家族連れにおすすめのスポットだ。
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所在地
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千葉県千葉市美浜区新港32−6−2
ミハマ・ニューポート・リゾート |
営業時間
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11:00〜深夜3:00
(受付は深夜2:30まで。年中無休) |
入浴料 |
大人 平日 600円 土休日 700円
子供(小6以下) 300円 土休日 350円
飲食街のみの入場は無料(飲食物の持ち込みは禁止)
※会員割引制度あり |
アクセス
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JR京葉線「稲毛海岸」駅よりバス1番乗り場
小湊バス「千葉駅」行き乗車、
「幸町団地」下車徒歩10分
又は、バス3番乗り場
海浜交通バス「陸運支局入口経由、
「稲毛駅」行き乗車、「団地東」下車徒歩10分 |
問合せ先 |
043−248−2641 |
URL |
「湯快爽快」ホームページ http://www.yukaisoukai.com/ |
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2002年9月12日更新
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